Amwayビジネスの実態について 【2022年版】

アムウェイとは

1959年にアメリカで設立され、1979年には日本アムウェイ株式会社が設立。
サプリメント、化粧品、日用品、他にも鍋や浄水器、空気清浄機など幅広い商品を取り扱うブランドです。
その中でビジネス活動をし、「人から人へ」広めることで小売り利益やボーナスを得ることができる仕組みです。
アムウェイビジネス史上最高の成功者と言われる「中島薫」さんは全盛期に年収10億以上稼いだそうで、夢があるビジネスだなと思う人は少なくありません。

アムウェイビジネスの詳細

まずは自身が製品を使用し、ABO(アムウェイビジネスオーナー)に登録します。
友人知人に製品を紹介し、ABOに登録してもらう為にスポンサー活動をします。
この活動には「スポンサー活動資格認定制度」があり、セミナーを受講し資格合格するとスポンサー活動ができ、どんどん輪を広げることが可能です。
アムウェイのビジネス報酬には2種類あります。
・小売利益 製品を流通させることにより得られる
・ボーナス 製品の流通に加え、流通ネットワークを広げ育てていくことで発生する

流通ネットワークがどんどん広がるにつれ、報酬も増えていく仕組みです。
DD(ダイアモンドディストリビューター)は年収約400万円、CA(クラウンアンバサダー)DDは年収約1億円で20人ほど存在しています。

しかし、消費者庁の統計によると99%のディストリビューターは事業収益が赤字という実態があります。
成功しない最大の理由はAmazonで製品が購入できることにあります。

買取店が在庫を買って安く沢山売ることで、大前提であるディストリビューターからの流通が成り立たなくなります。
今ではアムウェイ製品専門の買取店まであります。
参考:アムウェイ製品を高く売るなら!Amway買取専門店【アムセル】

アムウェイで洗脳はあるか

よくセミナーやデモ、ホームパーティーなどが開催されています。
セミナーでは成功者による自己啓発を交え話す事で、容易に報酬が得られるように聞こえます。
ホームパーティーで大人数集まり、製品を使って一緒に料理を作ったり、話す事ででお互いを高め合う。
ある意味「洗脳」なのかもしれません。
「成功すれば、自由な時間とお金が得られる」と言ったような文言で相手を引き寄せ、やる気を起こさせる方法です。
確かに成功者からすれば事実なのかもしれませんが、その「成功者」になるのはそう簡単ではありません。
「私もそうなりたい・そうなれるかもしれない」という期待感からスタートし、継続する為に無理をするといった事例はたくさんあるかもしれません。