コロナ渦で流行るビジネス・流行らないビジネス

新型コロナウイルス感染症は、2019年12月31日に中国・武漢市より原因不明の肺炎として集団感染が報告され、日本国内では2020年1月に初感染者が確認されました。
この新型コロナウイルスにより、感染拡大防止措置として「緊急事態宣」や「まん延防止等重点措置」などが発令され、多種多様なビジネスに大きな影響を及ぼしました。
今だ終息のメドが経たない状況です。
あらゆる事業が倒産、撤退していく中で、どのようなビジネスがwithコロナで成功していけるか、また、衰退していくビジネスは何かをまとめました。

流行っていくビジネス

  • 医療業界
  • 衛生用品業界
  • IT業界
  • 物流系
  • コンテンツ配信サービス
  • フードデリバリー

コロナ渦では、医療関係がダントツに需要が高い業種です。
最近では「オンライン診療」などの医療サービスも提供され始め、ビデオ通話などを用い、非対面で診断する方法も増えてきています。
医療関係の他にもマスク、消毒液などを取り扱う、衛生用品業者もニーズが高まっていくため、今後も期待できるビジネスです。

コロナで働き方にも大きな変化があり、テレワーク・リモートワークなどにより、クラウドツールやセキュリティ対策の為、ITテクノロジーが求められる機会が増加しています。
今後のIT業界は更なる需要が高まると言えるでしょう。

衰退していくビジネス

    • 飲食業界
  • 旅行業界
  • 航空業界
  • ブライダル業界
  • イベント業界
  • アパレル業界
  • スポーツジム

コロナで「外出自粛」という言葉をよく耳にし、大人数で集まる機会が減り、生活思考も変わりつつあります。
3密を避ける為、旅行や外食など「その場所に足を運ぶことが必要」な機会はめっきり減る一方であり、飲食業・観光業界は大打撃を受けています。
大人数が集まるイベント・結婚式などは、コロナ感染者の増加により開催を延期にしたり、中止にしたりせざるを得ない為、今後も厳しい業界であることは間違いありません。
上記の業者は、感染人数により影響を受ける傾向が高く、感染者が増加すればまた国からの要請に従わなければならない状況になる事が予想できます。
そうなれば利用者も減り、売上にも影響するので、「Withコロナ」で考えると厳しいビジネスであると言えるでしょう。

まとめ

コロナ前の生活に完全に戻ることは難しく、コロナを受け入れ「With コロナ」で生活していく必要があります。
ライフスタイルが確実に変わりつつある中で、企業側も少しづつ変化し、柔軟に対応しています。
最も影響を受けた飲食業などは、人数制限やアクリル板などの感染防止対策、テイクアウトやフードデリバリーなどを取り入れ、コロナ渦でも様々な対応を取ってきました。
コロナ社会で生き残るためには、社会変化を受け入れ対応できるかがキーポイントです。
今まで通りの仕組み、やり方では生き残っていける可能性は低く、時代と環境の変化にあった柔軟な対応が必要です。